目次
1 沿革(路線の形成;ストーブを搭載した客車)
2 運転
3 施設・駅
4 車両(在籍車両;旧在籍車輌)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
9
歴史的な内容よりも、ストーブ列車に代表される津軽鉄道の魅力をRMライブラリーに纏めたもの。古い写真もかなり掲載されている。地方のローカル私鉄としては国鉄の旧客をいくつも購入しては石炭ストーブを設置してストーブ列車に改造して走らせてきたが、それも明治末期の木造車→17m鋼製車→20m鋼製車と変わっていった。このうち保存されていた17m鋼製車オハ31 1は鉄道博物館へ移され展示されることとなった。休車中の元西武電車の客車はどうなるのだろう。DLは老朽化が深刻だが同サイズのDLが他社になく困っているようだ。2023/11/02
えすてい
8
津軽鉄道は今も旧客を営業列車で走らせている数少ない鉄道事業者だ。国鉄から購入したボギー客車では、古くは明治末期製造の木造車、そしてその置き換えとして国鉄初の鋼製客車オハ31を3両購入しストーブ列車に。さらにオハ31置き換え用として戦後製の旧客3両を購入。このうち1両は現在休車中とのことだが、復活することはあるのだろうか。そして西武鉄道の電車を電装解除した川崎型。これも長らく運用がなく廃車になってないものは休車中。旧客は部品確保が至極困難だろうと思われるが、何とか末永く続けて欲しいものである。2023/12/18