目次
国鉄レールバスその生涯(西ドイツのシーネンオムニバス;導入への消極的な意見;レールバスの設計開始;レールバスの概要;幻の白棚線への投入計画 ほか)
キハ08とその一族(なぜ客車をディーゼル動車に改造するのか?;1960(昭和35)年度の気動車事情
客車用の台車をそのまま使用する計画
具体的な改造のスタート
従台車となったTR23の出自 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
5
RMライブラリーの国鉄レールバスと客車改造気動車の二冊を一冊に纏めて再編集。カラー写真を巻頭に新しく付け加えたこと以外は刊行当時のものの再録。もはや戦後ではないと言われた時代、国鉄の追い付かない新車増備・コスト問題・赤字ローカル線問題・無煙化などと言った諸問題をしのぐためにレールバスと客車改造気動車は生まれた。結論からいうと決して非電化路線のコスト削減になったとは言い難く課題の方が多かったが、ローカル線輸送の知られざる縁の下を支えた車両の記録としては資料価値があり流石はRMライブラリーである。2023/02/23
-
- 和書
- 文字 〈第6号〉