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RM Re-Library
キハ41000とその一族

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  • サイズ B5判/ページ数 100p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784777055081
  • NDC分類 536.2
  • Cコード C0065

出版社内容情報

既に260号を超える長い歴史の「RM LIBRARY」から、過去の傑作巻を2?3冊分まとめて復刻する「RM Re-Library(アールエム リ・ライブラリー)」。

新シリーズ4巻目は、第1巻につづく国鉄ディーゼルカーもので、「キハ41000とその一族」を取り上げました。

これはRMライブラリーの栄えある第1・2巻として刊行したもので、同シリーズのコンセプトをまさにこの時点で確立した名著となっています。

キハ41000形(後のキハ04・05・06)は、まさに国鉄気動車最初の標準形式として、各種技術および運用面の確立を果たした形式。全国的に広い範囲で活躍しました。

さらに特筆すべき点として実に77両という多数が私鉄に払い下げられ、その近代化にも大きく貢献。最後の1両は1990年代末まで現役でしたので、比較的若いファンの方でもなじみがあることでしょう。

本書では各種一次資料および執筆時にまだご健在であった開発関係者の方からの聞き取りにより、本形式については決定版という定評があります。

同著者によるRM Re-Library 1「キハ07ものがたり」とセットでお読みいただきたい一冊となります。

内容説明

アールエムライブラリー1・2復刻版。

目次

国鉄内燃動車の誕生
初期故障とその克服
戦前における塗色の変更
終戦を迎えて
キハ41600の新製
DMF13への換装(キハ41300)
昭和32年の改番
戦後における塗色の変更
国鉄機械式ディーゼル動車の終焉
地方鉄道への払い下げ車について
地方鉄道払い下げ車77輌の概要
自社発注されたキハ41000・40000

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

えすてい

8
著者あとがきにもあるが、キハ41000系列の車歴の振り返り・私鉄譲渡とその改造履歴を追って深く掘り下げることができなかったと悔やんでいる。特に私鉄譲渡車両の場合だと国鉄以上に資料が乏しいとのこと。しかし在野のアマチュアがネットもなくさらにまだ今よりもセキュリティがおおらかな時代、車両基地に入って観察・計測を行い車歴を追うことができ、当時存命だった国鉄の技術者らの関係者に取材した「生の声」は、国鉄の公式記録には載らない貴重なものである。今となってはセキュリティ上できないことも多いが先人の活動には脱帽する。2024/01/23

えすてい

7
前半(上巻)は国鉄時代まで、後半(下巻)は私鉄譲渡いろいろ。残されている記録や写真が決して多いとは言えない車両で、RMライブラリーのワンツーを飾った時ですら忘れられた車両と書かれている車両の、RMライブラリー超絶マニアック路線を最初から決定づけた功績も大きい。2024/01/17

えすてい

4
キハ42000(→キハ07)の影には隠れて同時代の国鉄気動車としてはキハ07よりもあまり顧みられることがあまり多くないキハ41000(→キハ04)。しかし、早創期の重すぎて実力を発揮できなかった国鉄気動車からの脱却を目指し、国産化と軽量化を図ったのはこの車両に他ならない。長い車体と3扉のキハ07と比べると、車体がやや短く2扉故に地方私鉄でも使いやすく譲渡と譲渡先での電車化改造なども多く、故に車歴も複雑で分かりにくいが、日本に気動車を広めた功績は大きい。日本の液体式気動車開発もこの車両が使われていた。2022/08/24

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