目次
1 保安方式
2 停車場・停留場
3 車両(蒸気機関車;内燃機関車;内燃動車;客車;貨車)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Tatsuhito Matsuzaki
13
懐かしい表紙の写真が新刊本コーナーにあると思って手にとってみると、2021年10月に初版発行された本でした。 表紙以外は全てモノクロ写真で統一され、文章はもちろん掲載の表や図面も整然と編集されています。 ちなみに筑波鉄道は会社合併により、筑波鉄道~#常総筑波鉄道~関東鉄道 と名前を変えたローカル私鉄でしたが、路線(関東鉄道筑波線)廃止が自分の大学卒業の時季と一緒だった事もあり、感慨深く拝読させて頂きました。 コロナ禍にもかかわらず、本書の刊行のために資料収集に尽力された著者の寺田氏に敬意を表します。 2022/01/08
えすてい
7
筑波鉄道下巻は全駅概要と車両について。全線単線だが、交換可能駅は比較的多いようだ。車両は自社発注から筑波常総鉄道→関東鉄道時代に製造及び転属、国鉄や廃止非電化私鉄からの譲渡車両などバラエティーに富むが、廃線時までに使われていた車両は少なく、保育社私鉄の車両8関東鉄道に掲載された車両の多くは廃線を待たずに廃車された模様。また廃線後移籍したのは国鉄キハ30譲渡車のキハ301が常総線に転属したのみで他の車両は全て廃車。登場時以来日本では珍しかったエアサスのキハ500形も含まれる。エアサスでも車に負けたのだ。2021/09/21