目次
1 京浜急行電鉄の発足
2 緩急結合運行の展開
3 支線の復興と展開
4 高性能車の導入以後
5 分離直後の車輌
6 小型車の状況
7 支線増強用の小型電動車
8 車輌の体質改善
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えすてい
5
京急とは全く縁のない地域で、今までいくつか刊行された京急車両の本を見てもほとんど親しみを持てなかった中で、とある店に中巻だけぽつんと置かれていて手に取ってしまった。戦後の230形グループとその更新前までの「戦後の最盛期」が中巻のようだ。表紙の写真からもわかるが、戦後はクハ140形と連結されて使用されたようだ。本文中にもクハ140形との連結で本線や支線を行き来していた。クハ140形との連結でも2~3両であり、現在の8両や12両の長大編成がビュンビュン走る姿とは想像できないのどかな時代でもあった。2025/04/04