出版社内容情報
栗原鉄道のあゆみを上下2巻に分けてご紹介。国鉄による貨物輸送改革の波も乗り越えた栗原電鉄であったが、
細倉鉱山が1987(昭和62)年に閉山し、ついに貨物輸送が廃止された。
その後も地域の足として存続に向けた取り組みが続けられ、
1993(平成5)年には第3セクター化、そして1995(平成7)年には内燃動力に切り替え、
社名も新たにくりはら田園鉄道として再出発を果したのである。
栗原電鉄のあゆみを上下2巻に分けて紹介する本書。
下巻では1980年代から廃止までの沿革とともに、
駅・施設、そして開業から廃止まで歴代の車輌群について紹介する。
寺田裕一[テラダ ヒロカズ]
著・文・その他
目次
8 細倉鉱山閉山から第三セクターへ
9 県の補助打ち切り、廃線へ
10 施設・駅
11 軌間762mm時代の車輌
12 1067mm改軌後の車輌
13 語り継がれる「くりでん」