出版社内容情報
大榮車輌は現在の千葉県習志野市津田沼に本社・工場があった鉄道車輌メーカーです。
創業は終戦直後の1946(昭和21)年4月で、当初は東京都江東区大島町にあり、農機具を製造しましたが、翌1947(昭和22)年から戦災で焼けた電車の修理・修復などを開始。1952(昭和27)年に津田沼に移転しました。
津田沼移転後は大手メーカーからの受注により車輌の製造も手掛けるようになりました。大榮車輌が最も多く手掛けたのは地元である京成電鉄とその傘下である新京成電鉄の車輌で、大規模な改造工事などのほとんどには大榮車輌が関わりました。
1982(昭和57)年には主力工場が千葉県酒々井市に移転しましたが、2001(平成13)年に操業を終了しました。
本書ではこの大榮車輌の沿革と大榮車輌が関わった鉄道車輌について3分冊で解説するものです。上巻では創業から昭和30年代末までを収録します。
目次
1 創業から昭和26年度(大榮工業所の創業/大榮車輌株式会社として鉄道車輌界へ進出/焼け電を叩き直して京成クハ2000形製作;東京都交通局/銚子電鉄デハ201/東武鉄道 ほか)
2 昭和27~29年度(京成クハ2000形2017・2018の製造/京成クハ1500形を電装化/本拠地を千葉県津田沼に;京成電鉄津田沼第二工場開設/汽車会社から受注した国鉄63形改良工事/地方私鉄や路面電車の車体製造を手掛ける ほか)
3 昭和30年代前半(半焼した1500形の復旧;待望の自社工場落成/京成モハ100形の車体更新 ほか)
4 昭和30年代後半(弘前電気鉄道モハ101・103簡易鋼体化/昭和30年代後半から30年代末にかけての動き;都電の改造工事の受注 ほか)
著者等紹介
稲葉克彦[イナバカツヒコ]
鉄道友の会客車気動車研究会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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