出版社内容情報
鉄道においてホームや架線柱、信号機など線路沿いの建築物が鉄道車輌に接触しないよう、建築物の位置の基準を定めているのが「建築限界」であり、この建築基準が守られているか測定するための車輌が「建築限界測定車」です。
国鉄における建築限界測定車は、車輌の両側と屋根の三方に突き出した腕木が建築限界を超えている建築物に接触することにより問題のある個所を測定するもので、大変特徴のある姿ですが、その活躍は新路線の開業時や電化などの大規模工事の完成時などに限られ、一般の利用者の目に触れることはほとんどありません。
本書は国鉄の歴代の建築限界測定車14輌について詳細に解説したもので、実物ファンはもちろん、模型ファンも必見の一冊です。
目次
スイネ28103
オケン7541→ホヤ6660
ナヤ9950→ナヤ9810
オヤ19960→オヤ19830
スヤ31 1→オヤ31 1
オヤ31 11
オヤ31 12
オヤ31 13
オヤ31 21
オヤ31 31〔ほか〕
著者等紹介
藤田吾郎[フジタゴロウ]
鉄道友の会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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