内容説明
良い歌を作りたい。練習問題形式で、例歌に則し、多角的にアプローチしながら、短歌の本質に迫る24章。実作者必携の入門・指南書!
目次
決まり文句を使わない
すぐれた日常詠
抒情味のある歌
平易な言葉で深い内容を
歌の表記法のこと
景と情の組み合わせ
口語を生かす
恋の歌いろいろ
文語を生かす
ユーモアと笑い〔ほか〕
著者等紹介
高野公彦[タカノキミヒコ]
昭和16年生まれ。「コスモス」選者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mae.dat
196
授業レベルだけど、短歌の評価は少し良かったのよ。儂よりカッコいいのあったけど、あれは擦れた表現だったんだな。各テーマに沿って、いきなり十数首の歌を出して、良いものは何?クイズなの。それは感性に依るものじゃん?と思わなくも無いけど。でも段々分からなくも無いとなる。ラスト2章が言いたい事なんですね。創作の歌を推敲しましょう。と。で、推敲のヒントは示してあります。全てを網羅する必要は無いのね。ある程度システマティックにブラッシュアップできるのよ。一読で身に付けるのは難しいと思うけど……タイトルの通りとおもわれ。2022/01/02
双海(ふたみ)
9
まだまだ勉強不足だと痛感。精進します。2022/03/09
門哉 彗遙
5
最後に試験がある。僕は五十数点だった。これは不合格だ。 しかし試験問題は、後半の章からの出題がほとんどで、(短歌をやっているものなら誰でもしっているであろうと思われた)歌の穴埋め問題は、僕にとっては超難関だった。一番ためになったのは「慣用句」を使わないということだった。それだけでもこの本を読んだ価値が十分あった。2025/06/02
しい☆
4
毎日1章ずつ解きながら読んだ。まだ1首も詠んだことないし、難しかったなぁ。でも問題に出てくる短歌を味わいながらの毎日は楽しかった。次は実際に歌を作ってみて、それからまた読み直したらさらに面白いかも。2020/06/08