内容説明
英文学者で、句柄爽やかな俳人。外国とくに欧米の俳句事情に、日本でこれほど通じている人は、他にはいない著者の第三評論集。
目次
1(俳句の国際化;海外詠と季語の問題 ほか)
2(翻訳されたブライス著『俳句』第一巻;アメリカのハイクと季語・歳時記 ほか)
3(高濱虚子の渡欧―覚え書)
4(HAIKUをめぐる対談―有馬朗人氏と;半世紀を経た英語ハイク―「游星」集談会講演 ほか)
5(川崎展宏と「貂」)
6 (『鷹の泉』―能の伝播と里帰り)
著者等紹介
星野恒彦[ホシノツネヒコ]
1935年東京に生まれる。1954年都立日比谷高校卒業。1959年早稲田大学第一文学部英文科卒業。1966年早稲田大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程修了。早稲田大学名誉教授、俳人。「貂」代表、公益社団法人俳人協会常務理事(国際部長)、国際俳句交流協会副会長。著書『俳句とハイクの世界』(第十七回俳人協会評論賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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