目次
秋の枝
冬の枝
年末年始日日
冬は名のみの
三月生れ
逝く春
おきな草
夏至まで
つゆのあめ
夜行バス
坂の上の雲
秋冷
木立ダリア
聖域
著者等紹介
花山多佳子[ハナヤマタカコ]
昭和23年3月5日東京生まれ。昭和43年「塔」短歌会入会。歌集多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kaizen@名古屋de朝活読書会
43
#花山多佳子 #短歌 #現代女性歌人展 秋晴れの幾日かすぎて卒然と暗い風ふき暗い雨ふる ダム湖のほとりで夜通し踊ってきたといふ息子にはときどきそんな夜がある 不忍池のほとりの骨董市に夫が購ひたるティーカップ三客 退屈な冬だと思ふ風音も雨音もなき夜のつづきて 雨の日に春一番とやらが吹きそののち少し冬らしくなる 月島のがらんとしづかな大通り青みどり澱む運河をわたる2016/07/12
すずき
2
植物を多少知っていると突っかからない。起伏のない写実的な歌の中にふと表れるそうではない歌、というのがこの方の個性なのかな。2015/02/02
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