内容説明
たゆまぬ創作のなかから見えてきたものとは何か?つねにことばと真摯に向き合い、俳句表現の可能性を模索し続けてきた俳人のひとすじの精神の軌跡。
目次
虹をさす指
見えないものが見えるとき
外は内
眼中のもの
天真のことば
無償性について
ことばの三つの命題
対象喪失ということ
残像、そして記憶
表現の濃淡〔ほか〕
著者等紹介
友岡子郷[トモオカシキョウ]
昭和9年(1934年)9月1日、神戸市生まれ。学生時代より作句、「ホトトギス」「青」を経て、昭和43年より「雲母」に移り、飯田龍太に師事。同32年2月、学生時代の仲間と俳句グループ「椰子会」を結成し、現在に至る。第1回雲母選賞、第25回現代俳句協会賞、第6回俳句四季大賞を受賞。「椰子会」代表、日本文芸家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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