内容説明
織田信正、通称帯刀。織田信長の庶子とされ、ごくわずかな史料にのみ名を残す彼は、一般的にはその存在を認められていない、“幻の長男”である。帯刀は、その知力と、母から与えられる謎の知識で、織田家の勢力拡大を後押しし、信長の上洛を“一年早めた”。そして朝倉家、仏教勢力との戦端が相次いで開かれる。彼は織田家に待ち受ける運命を変えられるのか―?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
23
寺を焼き討ち根切りにすると言われたが、数名だけ逃してしまった。その数名を導いた僧兵が後々に主人公の屋敷に来てお互いに本音をぶつけ合ったら、、そして、その僧兵は明智光秀の後継者に??え?マジ?2020/12/21
宇宙猫
16
★★★ 比叡山焼打ち編。前2巻より面白かった。直子のパートは嫌いじゃないけど、減った方が小説としては面白いきがする。転生について仄めかし。まだ何かあるみたい。2024/06/22
史
2
走る走る。そして大人になっていく。2025/02/05
nob
2
3冊目まで読んでも、作者が何を持って読者を面白がらせようとしているのかが未だわからない。淡々と話が進むだけで、なんというか、続きが気にならない。2020/07/11
菊地
2
チート設定がありながらも、主人公を超秀才型の帯刀を主人公に据えることで戦国物として丁度いい具合のバランスを保っており、この塩梅が実に良い。そして歴史が変わりつつあるところに、巻末の年表が理解を助けますね。2020/02/20