内容説明
マクドネル氏族長の末娘ローズは幼なじみとの結婚を控えていたが、父親の容態が急変する。ローズは父を治癒しようと決意し婚礼を延期すると、「北の魔法使い」と呼ばれるウイリアム・マッケイをみずから迎えに向かった。だが、卓越した治癒能力を持つウイリアムもまた魔女狩りの嵐が吹き荒れるなか、苦境にあった。天賦の才を思うように人助けに活用できない苦しみを持つウイリアム。その心の痛みをローズは瞬時に理解する。互いのなかに同じ思いを見出したふたりはいつしか恋に落ちて…。死の床にいる父の病は？そして、ローズの前に次々現れる試練は乗り越えられるのか？荒涼としたスコットランドの、深い愛の物語がいよいよグランドフィナーレ。大好評『ハイランダーと魔法の乙女』『黒の伯爵と魔法の乙女』に続く熱きヒストリカル・ロマンス第３弾。
著者等紹介
ホリング，ジェン［ホリング，ジェン］［Ｈｏｌｌｉｎｇ，Ｊｅｎ］
アメリカ、オクラホマ州生まれ。空軍に６年間勤務し電子工学と行動様式の学位を持つ異色のロマンス作家。十代のころから歴史小説を好んで読み、執筆に専念するため空軍を辞めてからは自らもパラノーマルのヒストリカルを中心に創作している。既刊書にＲＩＴＡ賞の候補作品となったＢｒｉｄｅｓ ｏｆ ｔｈｅ Ｂｌｏｏｄｓｔｏｎｅ（ブラッドストーン家の花嫁たち）の３部作などがある
曽根原美保［ソネハラミホ］
国際基督教大学卒業。文芸翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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oneoeight
4
影ありヒーローと過去ありヒロインとのお話。秘めた情熱を持ったヒーローがツボでいい感じ♪だったのにぃぃ（ノω＝；） ロマンスの泣けそう＆切なそうポイントが肩透かしで終わってたのが・・・何がどうなってヒーローが恐れていた結婚を決意したの？？（。－`ω－）うーむ。事件的にはハラハラしたけど、ロマンス的にもう一声欲しかったかな。 最後の手紙の弟は伏線？続くの？度☆５、また読みたい度３０％2010/02/26
ducky-platypus
3
面白かった。でも、魔女狩りをたきつけてあの母子を殺したも同然なあの人が最後に反省も見せずに大団円に入っていたのが気にいらない。2009/10/03
のんたん
2
魔法使いさんが、なかなか煮え切らない感じで、ちょっとタイプじゃないかなぁと思いながら読んだ。ヒロインのことを愛欲目線で見ている場合じゃないでしょっ。領民に迫害される領主って…。家族の安全も危うい領主さまがよく今まで生き残ってこれたことに、逆に感動した。2014/08/07
のんちゃん’
2
★★★魔法の乙女シリーズの完結編。2作目が一番面白と思ったけど、3作目が一番かな。なんといっても、ウィリアムが前2作のヒーローたちとは違い、ストイックでかっこいいです。それにつきる。故になかなか恋愛が進展せず…で焦れったい気持ちになりますが、それがまたたまらない。とにかく満足です。2012/05/21
ユキタ
2
完結編だから読んだ、ってだけだな…。二作目が一番面白かった。黒幕があいつって二作目の時点で分かっちゃったのも、完結編が冗長に思えた原因の1つ。2011/11/25
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