内容説明
19世紀末ロンドン。アメリカの富豪一族の美貌の令嬢テンプル・ロングワースは、退屈な日常を脱けだし、アラビアの砂漠へと旅立とうとしていた。出発前夜、友人たちと過ごすテンプルを見つめる黒い瞳があった。瞳の持ち主は、漆黒の髪の長身の美青年、クリスチャン・テルフォード―彼には別の顔があった。その後、同行するはずの従兄をふりきり、砂漠の旅を進めていたテンプルは、ある日オアシスで謎の男たちにさらわれ、囚われの身となる。彼女を監禁したのはシーク・シャリフ。最初はシークを憎むテンプルだったが、しだいに彼に魅かれていく。そして、シークも彼女に魅了されていった。ついに肌を重ねるふたり…。ところが、運命はふたりの仲を引き裂こうと待ちかまえていた―。灼熱の砂漠で燃えあがる愛を描いたヒストリカルロマンス。
著者等紹介
ライアン,ナーン[ライアン,ナーン][Ryan,Nan]
テキサス州に生まれる。1981年より執筆活動を始め、ロマンス小説作家として活躍。著書は30作をかぞえる
法村里絵[ノリムラリエ]
東京生まれ。女子美術短期大学卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちはや
2
脱落本
u_ron
1
砂漠を舞台に、スペクタルな展開を期待して読み始めたのに、途中何がきっかけでそうなったのか訳が分からないまま、箍が外れたようにHし始めたあたりからの入りきれなくなってラストまで斜め読み。ヒロインに好感が持てなかったし、悪者の変態ブタ野郎は気色が悪いし。唯一スカッとしたのは、レイラの復讐のみだった。2010/12/20
nayui
0
★★☆☆☆2009/08/14
MOMO
0
なんなんでしょう・・・どうも、ヒロインが好きになれないってぇか、まぁ、我侭で鼻持ちならない嬢さんなのよ・・・悪い人間じゃぁないんだけどね・・・まぁ、徐々に変わってはいくんだけどね・・・最後には結構いい感じになるし・・・おまけに、多くを語らないどころか、肝心なことは一切しゃべんないシャリフ君もねぇ・・・うーん・・・。テンプルちゃんにどうしようもなく惹かれていて、独り悶々としている彼は結構面白かったけどさぁ・・・2009/12/13
mu
0
★★★2009/12/28
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- 和書
- 神様のボート 新潮文庫