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内容説明
桂離宮―京都・桂川のほとりにたたずむ最高峰の日本建築。その美しさは日本美の極地と言われ、各国の国賓も好んで訪れるほどである。しかし28年前、桂離宮は崩壊の危機に瀕していた。世紀の大修復に集結したのは京の名工たち。そしてまとめるのは若き現場監督。だが、日本屈指の名工たちの技術が通用しない!困難な作業の連続に若きリーダーの髪は真っ白になった…。若き“仁王”と古都の職人たちが挑む。
目次
第1章 永遠の美崩落の危機
第2章 終結した京の名工たち
第3章 空前の解体重圧との闘い
第4章 職人魂燃ゆよみがえれ桂離宮
著者等紹介
高橋光[タカハシヒカル]
1961年生まれ。北海道出身。1989年週刊スピリッツ増刊「腹話術師東郷建作」でデビュー。1994年アフタヌーン四季大賞(春)を「森田さんのこと」(原作加藤真五)で受賞。「オペレーション・ジャッカル」(文芸春秋)など短期連載。アドベンチャーゲーム「探偵神宮寺三郎」(データイースト)のキャラクターデザイン・作画を担当
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。