内容説明
今から1000年前の平安朝、清少納言と紫式部が永遠のライバル視されるのはなぜか。世界にも類をみない才女2人から学ぶ、生き方と処世術の研究。
目次
1 王朝イヌ派女VSネコ派女(恋人にするなら;女房はキャリアウーマン;「をかし」と「あはれ」の世界;男好き・女嫌い(清少納言)
女好き・男嫌い(紫式部))
2 清少納言編(清少納言のイヌ度;立派なイヌ女になるには(イヌ女の条件))
3 紫式部編(紫式部のネコ度;立派なネコ女になるには(ネコ女の条件))
著者等紹介
内田聖子[ウチダセイコ]
1943年福島県南相馬市出身。早稲田大学を卒業後、子どもの言語教育活動に従事するが50歳を目前に小説家デビュー。著書に『駆けろ鉄兵・田鶴記』(農民文学賞)オリジン出版/『紫蘇むらさきの』(長塚節文学賞)茨城県教育委員会/『雀白まで悪女に候』(ノンフィクション大賞)健友館/『ウミホタル』(海洋文学賞佳作)日本海事広報協会等。日本ペンクラブ会員。日本農民文学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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