内容説明
湯の町―そこは、カラクリ時計が回る世界。機械仕掛けのブリキの人形たちが、休むことなく回り続ける。人々は、機械のように悩み・喜び・出会いを繰り返していく(プロローグより)。
著者等紹介
椎名祐気[シイナユウキ]
1969年(昭和44年)、愛媛県に生まれる。18歳の頃より6年間、家に閉じこもり、社会復帰とともに書くことを始める。2004年、日本文学館「短編小説大賞」にて次点。2005年には、「風っ子レイナ」にて第95回児童文学コスモス文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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