内容説明
回復の見込みなしと医師から言われていた舅の認知症が、孫の俊也の偶然の怪我がもとで、奇跡的に症状が回復の兆しを見せ始めた。その矢先に急逝。見守る家族に足くびをスーッと合わせ“ありがとう”そう伝えた気がした。まさに足くびの合掌―私はそう信じた。認知症だって奇跡は起こり得る。
著者等紹介
鈴木潤子[スズキジュンコ]
1937年愛知県豊田市に生まれる。1960年実践女子大卒業。1986年名古屋同人誌文芸シャトル在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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