内容説明
激動の司法改革のさなか、労働社会保険に係わる紛争は、今後、増大が予想されているが、個別労働紛争には新しい倫理観が求められている。紛争を未然に防止するため、社労士には、法律の専門家として事前に適切な助言、指導を行なう社会的使命がある。全国民こぞってその方向性を注視せねばならない。
目次
日本版「貧しき人びと」
江戸時代の職人
江戸時代の訴訟
職工の話
女子労働者の今昔
現代女性労働者
簡易裁判所について
社労士の簡易裁判所での司法業務
個別労働紛争解決制度
社労士のあっせん代理〔ほか〕
著者等紹介
高坂立夫[タカサカタツオ]
1930兵庫県(五色町)淡路島に生れる。1949関西学院大学経済学部中退。1960明治大学法学部法律学科卒業。1972社会保険労務士試験合格。1979MEC経営労務コンサルタント資格登録。1990証券会社を経て自動車製造会社を定年退職。1991高坂労務経営事務所開業。企業を対象に経営労務管理の指導に当る。1994IMM JAPAN国際研修コンサルタント資格登録。1998全国社会保険労務士会連合会付属日本労務管理研究センター会員
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