内容説明
江戸末期、福井藩で国学を学び、主君に重用されていた男は、なぜ隠遁生活を決め込んだのか?!本書は、歌を通じて幕末の福井藩の動向と、曙覧の私生活について余すところなく触れている貴重な一冊である。
目次
1 吾が目昧まぬうちに
2 面だに母を知らぬなり
3 神無くば艸木も生ひじ
4 歌よみて遊ぶ外なし
5 神世のにほひ吐く艸の華
著者等紹介
鈴木善勝[スズキヨシカツ]
昭和14年9月3日、上海市に生まれ、6歳の時日本に引き揚げ、浜松市の小、中及び高等学校を卒業。昭和33年防衛大学校に入校、昭和37年卒業、陸上自衛隊に入隊し、日本の各地で勤務、平成8年7月将補で退官。現職、(社)日本防衛装備工業会事務局長
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