内容説明
今日まで、数々の名句が評釈されてきたが新規発見句が集成されないままの研究書により井月俳句は論じられてきた。本書はこの不備を補い、井月が江戸文学に触れた後、全国を行脚した俳句世界の全貌を余すところなく伝える総覧となった労作。
目次
春の部
夏の部
秋の部
冬の部
新年の部
無季の部
著者等紹介
矢島井声[ヤジマセイセイ]
本名・矢島太郎。1926年長野県上伊達郡美篶村(現伊那市)に生まれる。長野県教委専門主事、伊那市文化財審議委員となる。地域美術史研究。1971年俳句を始める。1979年井月会会長。古俳人排系の研究。1994年俳句作家連盟より「井月の排境」により連盟賞受賞。1999年井月研究会代表
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