内容説明
鹿児島の貧しい漁村に生まれ、大学を出て海軍主計短現の経験を持つ筆者。定年後レコード屋を自営する傍ら、自らの体験に基づき独特の戦争論を展開、海軍善玉論にも一石を投ずる。語り部的に昔を振り返る、生きた昭和史。
目次
1 小学・中学―古きよき時代
2 高校・大学―暗い谷間の時代
3 戦争
4 虚脱
5 毎日新聞社
6 模索―ドイツ系ブライダル企業(結婚紹介)
7 レコード店開業―清水の舞台から飛び下りる
8 再び戦争について―付記・靖国神社について。海軍善玉論への疑問
9 余生―人生の最終ラウンドに臨み