内容説明
人は誰しも必ず老いていつかはその人生の幕を閉じる。そしてそこには逝く者と残される者との最後の交流がある。自らも癌に蝕まれながらも、懸命に愛する者を慈しみ、献身的な介護日記を通してのクローズアップされるそのあり方とは…。
著者等紹介
梅津弘[ウメツヒロシ]
大正12年8月1日、北海道釧路市で生まれる。昭和17年日大芸術学部入学。昭和18年12月1日、学徒動員にて青森県弘前第16部隊へ入隊。昭和21年フィリピンより復員。昭和22年復学卒業。昭和23年復員局釧路地方世話部入職。途中退職後、建築会社、食品会社入社、自営業。平成11年癌発病し闘病が始まる
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