出版社内容情報
キダマッチ先生はカエルのお医者さんで、毎日朝から晩まで診察に大忙しです。ところが、めずらしく、患者が少なく手があいたキダマッチ先生。ほうきでせっせと部屋をそうじしはじめました。先生は昔、患者をそうじ機で吸い込んでしまったことがあって……。
おなかのいたいモンシロチョウや、胸がドキドキするという野ウサギのばあさん、丸まれなくなったダンゴムシなど、ちょっとクセのある患者を、キダマッチ先生がユニークな方法で治療します。
【目次】
内容説明
めずらしく、患者が少なく手があいたキダマッチ先生。ほうきで部屋のそうじをはじめました。先生がそうじ機を使わないのには理由があって…。
著者等紹介
今井恭子[イマイキョウコ]
広島県生まれ。日本文藝家協会会員。日本児童文学者協会会員。児童文学作家。『こんぴら狗』では第58回日本児童文学者協会賞、第65回産経児童出版文化賞産経新聞社賞、第67回小学館児童出版文化賞を受賞
岡本順[オカモトジュン]
愛知県生まれ。18歳で漫画家としてデビュー。現在は主に絵本作家、イラストレーターとして活躍。絵本『きつね、きつね、きつねがとおる』(ポプラ社)で第17回日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
37
キダマッチ先生⑨第2診察室なんてあったんだ、しかも地下道でつながってるって。キダマッチ先生が掃除機を使わない理由▽珍しく患者が途絶えて時間ができた先生は、久しぶりに掃除をすることにした。昔は掃除機を使っていたけれど、モンシロチョウが吸い込まれて大変なことになったのでやめた。胸がドキドキすると訴える野ウサギのばあさんは腹の締めすぎ。丸くなれないダンゴムシの治療は荒療治▽ほうきを持ったキダマッチ先生は絵になる。2025.8刊。2025/10/12
わむう
25
患者かひっきりなしに訪れるキダマッチ先生の診療所は、掃除ができないため埃まみれ。珍しく患者が少なく時間が空いた日に掃除をすることに。掃除機の方が便利なのはわかってますが昔、蝶の患者を吸い込んでしまったことがあったため、ほうきしか使いません。掃除した後は、動悸がするのうさぎのおばあさん、体を丸めることができないダンゴムシたちがやってきて、また散らかってしまう診療所なのでした。 2025/09/24
ほんわか・かめ
15
大好きなシリーズ。キダマッチ先生が掃除機を使わなくなった理由。過去にはジャムパンしか食べなくなった理由もありましたよね〜。他者を傷つけるようなことは二度とすまいと心に誓いながらも、でもダンゴムシは箒でコロコロ掃き出しちゃうみたいな無遠慮で雑なところもあって、憎めないキダマッチ先生。2025/09/02
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