出版社内容情報
ローズ博士は、海のことならなんだって興味津々。なかでも、深くて暗い海の底には、なにがひそんでいるのかとっても気になっています。伝説の巨大な生きもの「カーメラ」をさがして、冒険へとでかけますが……。
興味のあることに情熱をもって取り組む主人公と、彼女に協力する仲間の姿が描かれています。冒険の途中で、まだ発見されていないもの、未知のものがたくさんあることに気が付く主人公。目的を達成することも大切だが、今を喜び、今に感謝することを子どもたちに伝えたいという作者の願いがこめられている。
内容説明
世界は不思議でいっぱい!
著者等紹介
サベージ,クロエ[サベージ,クロエ] [Savage,Chloe]
イギリスのスティーブニッジで生まれ育つ。ウェールズのカーディフ大学で、テレビや映画のセットデザインの学士号を取得し、ケンブリッジ芸術大学院で児童書の絵の修士号を取得。長年にわたりオペラや映画、テレビの仕事に携わる。撮影の進行予定表に落書きをしているうちに、絵を描いたりお話を作ったりするのが好きなことに気づく。デビュー作『まぼろしの巨大クラゲをさがして』(BL出版)は、ウォーターストーンズ児童文学賞最優秀イラストレーション賞受賞、カーネギー賞画家賞ショートリストにも選ばれた
よしいかずみ[ヨシイカズミ]
青山学院大学文学部英米文学科卒業。やまねこ翻訳クラブ会員。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
151
表紙絵に魅かれて読みました。 先日乗ったディズニーシーの海底二万里の世界、深海には、まだまだ人知の及ばない未知の生物が生息してそうです。 https://www.blg.co.jp/blp/n_blp_detail.jsp2025/01/22
MI
66
海洋生物学者ローズ博士は、海底に潜む不思議な生物カーメラを探しに、乗組員のアンと一緒に潜水艦で探検に出かけます。何千年も生き大きくて真っ赤な触手を広げ若返りの泉を持っているとか、その姿はあまりにも巨大でクジラをひと飲みにできるとか、言い伝えを紐解きながらローズ博士の探究心は素晴らしい。だって未知を探るのはステキなことでしょ。とてもいい絵本。2025/03/18
イケメンつんちゃ
34
市長 遠山京香 このキラーフレーズには本当参ってしまう 懐かしい 最近マンガ喫茶はほぼほぼ全滅状態 カルチャー文化の崩壊危機 だから多いんや 礼儀知らずの恥知らず コーミソースさんのオススメ 値段は高いが良い味です 図書館に何気なく目立たず騒がず ディープな深海 神秘的な深海 何かせんかい 冒険者たちは海原へ 腎臓が読めない斎藤さん 喜怒哀楽が書けない斎藤さん 裏メッセージなのか 見えないものを見ようとして 望遠鏡を覗き込んだ 冴えない頭をフル活動 女子プロレスブル中野 ママの選ぶドレスは似合わない年頃よ2025/04/26
Cinejazz
17
〝ローズ博士は、研究熱心な海洋生物学者です。海のことならなんだって興味津々。なかでも、深くて暗い海の底には、何が潜んでいるのか、とっても気になっています。伝説の巨大な謎の生きものが、深海をさまよい、魔法を使って海の中を明るく照らす、その名は「カーメラ」。何千年も生きている怪物で、大きな真っ赤な触手を拡げ、若返りの泉を守っているのだとか。その姿は、あまりに巨大で、鯨をひと飲みにできるほどとか…。そんなある日、ローズ博士は、伝説の「カーメラ」を探しに、冒険の旅へと出かけるのでした…〟『まぼろしの巨大クラゲを↓2025/08/01
Incisor
7
深海の底にすんでいるという伝説の生きもの、カーメラをさがしにいく海洋生物学者のローズ博士。行動力ばつぐんの14人の科学者のなかまたちと海の底をめざす。大洋に出て、いよいよ潜水艇に乗り込み、いざ海の底へ!さまざまな不思議な生きものに遭遇するも、カーメラではないみたい。ローズ博士たちは気づいていないけれど、よく見ると……。ローズ博士が行き着いた思いに胸がおどってあつくなった。2025/05/30