出版社内容情報
もうすぐミロのたんじょうび。ミロとソナタはもりのどうぶつたちに、パーティーの招待状をだしました。お気に入りのおてんきのりょうりをもちよって、みんなでいっしょに食べるのです。
ミロは朝もやのエキスをケーキにしのびこませました。スープにはくもり空をまぜこんで。
ハイイロリスさんは雨の音をききながらあつめた葉っぱのお茶を。
ブタさんは雪の日によく食べたクッキーを。
みんなで一緒におなかいっぱいたべたら、少しだけ、みんなとの距離が近くなる。
あたたかく、しあわせな気持ちになれる絵本です。
内容説明
ウサギのミロとソナタはもりのどうぶつたちにしょうたいじょうをおくりました。おきにいりのおてんきからおもいうかんだおりょうりをもちよって、みんなでパーティーをするのです。いったいどんなおりょうりがあつまるのでしょうか…?
著者等紹介
ソハリム[ソハリム]
ソウル生まれ。アムステルダム在住。小さいころから自然や動物たちと人間が平和に共存する世界を夢見ていた。色鉛筆を使ってイマジネーションあふれる美しい世界を描いている。本作は日本では初めての出版となる
石津ちひろ[イシズチヒロ]
愛媛県生まれ。詩人、絵本作家、翻訳家。『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞、詩集『あしたのあたしはあたらしいあたし』で三越左千夫少年詩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
166
絵本の形状とデザインに魅かれて読みました。夢のある幸せな気持ちになれる素敵な絵本です。私なら秋晴れの空の味の料理を作りたいと思います。 https://www.blg.co.jp/blp/n_blp_detail3.jsp?shocd=b111612023/12/02
花ママ
52
「つきのぼうや」のような細長い絵本。ソウル生まれでアムステルダム在住のソハ・リムという絵本作家さんの作品。淡い色づかいと可愛らしいうさぎの絵にひかれました。主人公のうさぎさんの誕生会に、お気にいりのお天気のあじの料理を持ち寄るというもの。YAにお勧めしたい絵本です。2024/03/16
anne@灯れ松明の火
22
新着棚で。細長い形が目を引く。色鉛筆の優しい絵も素敵。うさぎのミロとソナタは、誕生日パーティーの招待状を出す。持ち寄りパーティーなのだが、お気に入りの天気に関わる、という条件が面白い。ミロは朝もやのエキスをケーキにしのびこませた。みんなは、どんな料理を持ってくるのかな? 美味しいものを一緒に食べるって、幸せだね。ソハ・リムさんはソウル生まれ、アムステルダム在住。日本での初出版だそうだ。訳は石津ちひろさん。2024/01/21
ほんわか・かめ
9
味にはその時の感情が上乗せされる。そんな思い出の味をみんなで持ち寄れば、きっと会話が弾むね。〈2023/ビーエル出版〉2023/12/22
らんどるる
5
読メを見て。縦に細長いオシャレな絵本。タイトルもおしゃれ。おてんきと結びついた料理やお菓子を誕生日会に持ち寄り、皆で食べる。自分だったらどの天気のどんなものかな。(4分半)2024/03/13