出版社内容情報
チクタク村の大人たちは、だれもかれもがおおいそがし。「時間は大事! むだにしたらとりかえしがつかない!」と、時計の針をおいかけて、かけずりまわっています。でも、子どもたちは見ていました。花が枯れ、虫がいなくなり、村がどんどんかわっていくことを。とうとうある朝、大変なことに―
地球に生きるすべてのものはつながっていること、そして、自然の営みという「いちばんだいじな時計」があることに気づかせてくれるお話です。
内容説明
チクタク村のおとなたちときたら、いくつも時計をもっていて、1秒だっておくれないように、かけずりまわってばかりいる。でも、こどもたちはちがった。たったひとつ、「いちばんだいじな時計」をもっていたから―。
著者等紹介
パーリャ,イザベッラ[パーリャ,イザベッラ] [Paglia,Isabella]
作家であると同時に、子どもの権利の支援者でありたいと考えている。イタリアをはじめ各国で子どもたちやティーンエージャーのための作品を発表、高く評価されている。一方、雑誌『ブック・アヴェニュー』の人気コラム「小さな読者の成長」で編集長を務めるなど、子どものための新聞や雑誌にも活動の場を広げている
アイエッロ,フランチェスカ[アイエッロ,フランチェスカ] [Aiello,Francesca]
スペイン・マドリードを拠点に活動するイタリア人イラストレーター。ローマで建築を学んだ後、スペインに渡り、マドリードのアルテディエス美術学校でイラストレーションを専攻。2020年に最優秀の成績で卒業後、マドリード自治州・造形美術デザイン特別賞、APIM(マドリードイラストレーター協会)アワードを受賞している
石井睦美[イシイムツミ]
『五月のはじめ、日曜日の朝』(岩崎書店)で毎日新聞小さな童話大賞、新美南吉児童文学賞、『皿と紙ひこうき』(講談社)で日本児童文学者協会賞、『わたしちゃん』(小峰書店)でひろすけ童話賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
遠い日
shoko.m
たくさん
kokotwin