出版社内容情報
やぎのタミエと姉妹は大の仲良しです。タミエは、妹より大きく、ちからも強く、いたずらっ子。良くにげだしては、畑に入ってしまいます。しかし、近頃タミエは元気がありません。のっそりあるいたり、病気? 姉妹は心配です。お父さんから、タミエのお腹の中に赤ちゃんがいることを教えてもらいました。そして姉妹は、出産に立ち合うことに…。いのちの尊さが伝わってきます。
内容説明
やぎのタミエと姉妹は、大のなかよしです。タミエは妹より大きくて力もつよい、いたずらっこ。でもさいきん、タミエは元気がありません…。
著者等紹介
すけのあずさ[スケノアズサ]
1986年大阪生まれ。京都精華大学マンガ学科卒業。約2年間に及ぶ世界一周ハネムーン後、イラストレーターとして活動。子どもの本専門店メリーゴーランドの「絵本塾」で絵本づくりを学ぶ。2020年第21回ピンポイント絵本コンペで最優秀賞を受賞。受賞作をもとにつくった『うみのハナ』(BL出版)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
家で飼っているやぎのタミエ。いたずら好きなタミエがお母さんになります。初めての出産に読んでいる方もドキドキです! 6.5分2023/12/08
遠い日
6
『うみのハナ』で画力、テキスト共に惹かれるものがあったすけのあずささん。今度は自分のやぎの飼育経験を活かした、やぎの出産に纏わるお話。やぎのタミエが難産する場面は緊迫感がみなぎります。家族みんなで介助しながらの出産は感動的でした。生まれたこやぎたちの成長にも、心をくすぐられるものがありました。2023/04/30
奏
4
家で飼っているやぎのタエコ。最近のっそり、ゆっくり動くのは病気じゃなくて、お腹に赤ちゃんがいるから。やぎの出産を家族で見守る。ヤギの表情も見守る子どもたちの表情も豊かでその時の感情が伝わってくる。2023/06/17
がらす
2
やぎの出産をテーマにした絵本。作者の飼育経験が元になっていて、描写にリアリティがあります。赤ちゃんの誕生を心待ちにする姉妹が純粋でとても可愛らしいです。2023/03/20
kokotwin
0
読んでいて一緒に応援したくなる感じ2023/08/09




