出版社内容情報
りすとかえるは、旅をする約束をしていましたが、りすはこんな雨ふりじゃ旅にはいけないと思っていました。ところが…「雨の日って素敵だね! こんないい日に旅にいけるなんて!」とかえるがりすをよびにきたのです。…雨の中、舟を出すふたり。なにげない1日が愛おしくなる、りすとかえるの雨の日のおはなし。
内容説明
あめの日って、すてきだね こんないい日に、旅にいけるなんて!雨の中おどる風、たちこめる霧、水面のきらめき…美しい自然の描写とともに、喜びあふれるひとときを描いた絵本です。
著者等紹介
うえだまこと[ウエダマコト]
本名、植田真。1973年、静岡県生まれ。絵本や装画を多く手がけるほか、絵画制作、ライブペインティング、音楽など幅広く活動。『マーガレットとクリスマスのおくりもの』で日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
165
うえだまこと、「りすとかえる」シリーズ第二弾を読みました。 今回も、りすとかえるがどうして仲が良いかは解りませんが、今この梅雨の時期に読むには好い絵本です 🐿&🐸 https://www.crayonhouse.co.jp/shop/g/g2206090013038/2022/06/21
ケ・セラ・セラ
29
『りすとかえるとかぜのうた』に続くこちら。舟で旅に出掛けるりすとかえる。雨の日がこんなに楽しそうに思えるなんて。川に落ちる雨の音。立ち込める白い霧。雨上がりの鳥の声。静けさとさまざまな音。とにかく絵が優しくて 可愛くて。りすとかえるの次の旅が楽しみです。2022/10/01
anne@灯れ松明の火
29
新着棚で。うえださんの淡く、優しい絵が好き。一緒に旅に出る約束をしていた日は雨。りすは「雨では行けない」と思ったのに、かえるは「雨の日って素敵! こんないい日に旅に行けるのは素晴らしい」と言う。かえるだから雨が好きなのかもしれないが、ポジティブシンキングにも思える。とにかく、かえる、すごいよ! その後も、大変な思いもするけれど、結果的には大満足の二匹。りす、良かったね! 皆さんの感想から「りすとかえるとかぜのうた」の続編と知り、そちらを予約。楽しみ♪2022/09/11
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
26
雨の日に旅に出発したりすとかえるのお話。水彩画の淡い感じの絵が優しい世界観を醸し出している。見方を変えれば雨の日も楽しい。2022/09/16
しぃ
17
なんともかわいらしいお話。ただ風さんの描写が不思議で、存在として見えるのが面白い。2023/10/20