黄色い星―ユダヤ人を守った国王とデンマークの人たちの物語

個数:

黄色い星―ユダヤ人を守った国王とデンマークの人たちの物語

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月19日 05時32分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B4判/ページ数 32p/高さ 29cm
  • 商品コード 9784776410195
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

出版社内容情報

第二次世界大戦の頃、ヨーロッパではナチスドイツの勢力が増し、
ドイツに隣接するデンマークでも
人びとに不安の暗い影を落としていました。

「すべてのユダヤ人は、黄色い星の印を
どんな時でも見えるよう
自分の胸にぬいつけなければならぬ」
ナチスの命令が下されたとき、
国王クリスチャン10世とデンマークの人びとは
どうしたでしょうか。

ナチスに占領された国々のなかで、デンマークだけは多くのユダヤ人を救出したと言われています。
ナチスに抵抗し人びとを守ったクリスチャン10世のさまざまな伝説をもとにうみだされた物語。

わたしだったらどうするだろう……。
差別やいじめなど、今もわたしたちの身近にある問題にもつながる一冊。

内容説明

第二次世界大戦のころ、ヨーロッパでは日に日にナチスドイツの勢力が増し、ドイツの北に位置するデンマークの国でも、人びとに暗い影を落としていました。「ユダヤ人は、全員黄色い星をつけなければならない」ナチスの命令がくだったとき、デンマークの国王、そして人びとはどうしたでしょうか。デンマーク国王クリスチャン10世のエピソードからつくられた物語。差別やいじめなど、今のわたしたちの身近な問題にもつながる一冊です。

著者等紹介

ディーディ,カーメン・アグラ[ディーディ,カーメンアグラ] [Deedy,Carmen Agra]
キューバのハバナ生まれ。子どもの頃にキューバ難民として家族とともにアメリカに移住、ジョージア州で育つ。児童文学作家。アメリカのナショナル・パブリック・ラジオに出演し、物語のストーリーテラーとしても活躍している

ソレンセン,ヘンリー[ソレンセン,ヘンリー] [Sorensen,Henri]
デンマークのオーフス生まれ。オーフス大学を卒業、オーフス・アート・アカデミーで学んだ後、イラストレーターとして活動。アルビン・トレッセルトの“Sun Up”復刻版で初めて絵本のイラストを担当。絵本のほか、詩集“Robert Frost”のイラストも手がけている

那須田淳[ナスダジュン]
静岡県出身。ベルリン在住。作家。おもにYA小説や児童文学のほか翻訳も手がけている。『ペーターという名のオオカミ』(小峰書店)で産経児童出版文化賞と坪田譲治文学賞を受賞したほか、『星空ロック』(あすなろ書房)など作品多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

100
第二次世界大戦が終わった時、ドイツ・ナチスの占領にもかかわらず、デンマークに住むユダヤ人の98%が生き延びました。当時のデンマーク国王クリスチャンセン10世の「黄色い星」にまつわる物語は伝説です。でも国王が率先してナチス・ドイツに対抗し、国民の命を守ろうとしたことにデンマーク国民が誇りを持っていることの証であるのです。史実はデンマーク国内の約8000人のユダヤ人のうち7200人が小さな漁船でスウェーデンに亡命でき、残りの500人がチェコの収容所に移送されたが、51人を除く全員が政府の介入により生還できた。2021/11/07

☆よいこ

87
絵本。デンマーク国王クリスチャン10世のエピソードをお話にしたもの。国王は護衛も付けずに毎朝、馬で町をまわる。1940年の春、デンマーク国王は国民に愛されていた。ナチスドイツが起こした戦争が激しくなり、デンマークも圧力にさらされた。しかし国王は毅然とした態度で対抗する。全てのユダヤ人にダビデの星を付けさせろという命令がでたが、国王は自らに星を縫い付ける。それを見た国民も同じように全員が星を身につけた。差別やいじめに対抗したデンマークの英雄が描かれる。2022/04/21

とよぽん

66
デンマークという国を改めて素晴らしい国だと思った。国王と国民の間の信頼に胸熱くなる。文はキューバ生まれで難民としてアメリカに移住したカーメン・アグラ・ディーディ。デンマーク国王の伝説を、後世に伝え継いでいきたいとの思いがわかった。絵も、第二次世界大戦中の雰囲気が表されて素晴らしかった。国王の表情が、優れたリーダーの輝きを感じさせる。訳した那須田淳さんは、ミヒャエル・ゾーヴァの本で知っていた方だった。2022/01/27

ぶんこ

64
デンマークの国王が、ユダヤ人は黄色い星をつけるようにとのナチスの命令に、自らの胸に黄色い星をつけて一人で街中へ出かけた。それを見た国民も皆が黄色い星をつけた・・・実話かどうかはわからないとありましたが、終戦後に生き残ったユダヤ人はデンマークでは98%だったことで伝わってくるものがあります。知って嬉しかったです。益々デンマークが好きになりました。2022/04/10

たまきら

50
読み友さんの感想から。デンマーク国民に愛された王様の伝説から生まれた絵本です。お話自体は創作ですが、デンマーク国民がユダヤ人を守るために力を尽くしたこと、ナチスドイツに武力に頼らずに抵抗したことは事実とのこと。小国だからこそ出来た戦いを学ばせてもらいました。2022/07/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18570332
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品