感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
29
新着棚で。以前、市川さんの個展や講演会に参加したことがある。その市川さんの新作♪ キルギスの少女ジャミーラは、祖父母の住む山で、足にけがをしたこうまと出会う……。少女とこうまの心が通い合う様子、彼らが成長していくのを丁寧に描いている。絵も、とても丁寧で、美しい。2020/07/13
みよちゃん
19
市川里美さんの絵というので読んでみる。草原での暮らし、こうまキルギス語で愛という意味のマハバットとの暮らしが、美しく描かれて良かった。2020/09/15
遠い日
18
市川里美さんの世界の子どもたちのシリーズ。今回はキルギス。おじいちゃんとおばあちゃんのユルタ(テント)でひと夏を過ごすジャミーラ。放牧の馬の中に、足を怪我した子馬がいる。その子馬をマハバットと名付け、おじいちゃんのアドバイスのもとで介抱し、仲良くなっていく。ゆっくりとしたその過程が大らかな自然とマッチして、心がほどけていく。自分の村へ帰るジャミーラに、マハバットが挨拶を送るくだりは、お互いの信頼と友情が覗いて見えて微笑ましい。2020/09/03
うー(今年も遅くなります)
16
〈絵本〉おじいちゃん、おばあちゃんが住む山で夏を過ごすキルギスの村にすむ女の子ジャミーラ。けがをした黒馬の手当てをしマハバット(キルギスの言葉で『愛』)と名付け 世話をする。細部まで丁寧な絵。素朴なジャミーラがとてもかわいらしい。山での豊かな暮らし、良いなぁ。2020/08/01
HNYYS
8
図書館本。キルギスってどこ?という子どもの疑問から自然豊かで人と馬との関わりまで色々と感じてくれたようです。2020/08/11