感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
65
絵本。1976年フレーベル館発行の復刊版。うりからうまれた瓜子姫は留守番中にあまんじゃくに騙され、さらわれてしまう▽「こんぶりこんぶり、うりがながれてきた」「ぴこぴこたべて、すっこすっことおおきくなる」「きちんこたんのきんぎりや、くだぁはなくともなぁなひろ」独特のオノマトペが面白い。読み聞かせ8分2020/12/10
ちえ
33
川を流れてきた瓜から生まれた瓜子姫。おじいさん、おばあさんに注意されていたのに少しだけと戸を開けてしまう。昔話らしく最後あまのじやくは仕返し、というかこの場合は罰を受ける。赤羽末吉氏の緑や赤が華やかとも言える絵、堀尾青史氏の文は民話風の語り口(どこでも通用するように)でオノマトペもふんだんにに入っているけれど、私はどうもしつこさを感じる。それでも瓜が流れる〈こんぶり こんぶり〉や機織りの〈とっきん かたり〉は気持ちいい。2023/11/07
ヒラP@ehon.gohon
16
瓜から生まれたうりこひめがもてはやされる一方で、性悪のあまんじゃくの描かれ方のこずるさが目を引きます。 リズミカルで味わいのある語り口調で、テンポよく展開するお話が気持ちいいのですが、ちょっとあまんじゃくの描かれ片が可哀想にも思えました。 赤羽末吉さんの絵は個性的です。2020/07/29
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
16
堀尾青史さんと赤羽末吉さんのコンビに、てっきり紙芝居だと思いました。うりこひめの嫁入りに、いたずら好きなあまんじゃくがなりすまそうとする昔話です。 【SDGs8 働きがいも経済成長も(仕事 職業 実業家・経営者)】2020/05/11
退院した雨巫女。
14
《本屋》うりこひめって、気丈な人だったんだね。2020/05/12