内容説明
いちばんちいさなサンタ。繊細で美しいクリスマスの絵本。
著者等紹介
丸山陽子[マルヤマヨウコ]
『もりのおるすばん』(童心社)でデビュー。同書は、ボローニャチルドレンズブックフェアに出展され好評を得て、イタリア・中国でも刊行された。2014年ボローニャチルドレンズブックフェア「スポットライトオンリーディング展」入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いこ
93
ぼく、女の子に見えるかもしれないけど、れっきとした男の子だよ。これはみんなに秘密だけど、ぼくのパパはサンタなんだ。毎年クリスマスに、パパはプレゼントを配ってみんなを喜ばせているけど、でもその間ぼくは家でひとりぼっち。だからぼくは、秋の終わりに一番星に願いをかけた「今年のクリスマスはパパと一緒にいられますように」。そうしたら、クリスマスイブの朝、大変なことが起きちゃったんだ・・・。愛らしいこの子の願いは、素晴らしい形で叶います。その一部始終を皆さんにもぜひご覧いただきたいです。皆さん、素敵なクリスマスを!2022/12/24
紫綺
74
サンタであるおとうさんが大ケガして、ピンチヒッターとして活躍する息子サンタ。最後の大難問に応えることが出来るのか?ほっこりやさしい絵本。2019/12/07
どあら
30
図書館で借りて読了。丸山陽子さんの絵が素敵でしたし、リトルサンタさんも頑張ったね♥🎅2020/07/25
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
23
お父さんはサンタクロース。毎年クリスマスに一緒に過ごすことの無い息子の願いは、お父さんとクリスマスを過ごす事。クリスマスの朝、足を骨折してしまったお父さん。一緒に過ごしたい願いは、こういうことではなかったのに…。息子はお父さんの代わりに、子どもたちにプレゼントを配りに行きます。お父さんのサンタ服を借りて(ブカブカ)、頼りになるトナカイと共に、大事なのは「こころ」!2019/12/01
みさどん
21
表紙の子は女の子のようだけど僕なのだ。お父さんがサンタという、なんと羨ましい秘密。幸せそうで、でも、クリスマスは寂しいという設定。心温まる流れで、いい話だったあ。絵もふんわり奥行きがあって素敵。よき跡継ぎになるぞ。好きな本棚2022/01/29