感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
seacalf
57
シーグラスの名でも知られている海ガラスをめぐる絵本。どうにも気になると思ったら絵の担当はバグラム・イバトゥーリンだった。『マッチ箱日記』はとにかく素晴らしかったが、こちらはちょっと物足りない。海ガラスをめぐって壮大な物語を繰り広げるのだが、肝心な部分がモノクロで、カラー部分は割と地味めのカット。これでは消化不良だ。冒頭の水切りのシーンは良かったのになあ。絵は素晴らしいので、他の作品を探してみよう。2024/08/02
モリー
53
しばし、ノスタルジーな気分に浸りました。海岸で、角が取れて丸くなったガラスの破片を拾ったことはありませんか?私には、宝物のように大切にしていた“海ガラス”がありました。自分が親になって子供を授かったら海に連れて行こうと決めていたのですが、東日本大震災の後は、海が遠くなりました。子供達には私と同じように、海岸で宝物を探す体験をさせてあげられなかったことが悔やまれます。2019/08/10
ヒラP@ehon.gohon
31
海辺で見つける波に洗われて丸みをおびたガラスたち。 それぞれにいろんな物語を持っているのだと、感慨深く思いました。 トーマスが海ガラスを見つけたシーンと、海ガラスが語る思い出のシーン交錯が、とても味わい深く描かれています。 そしてトーマスが歳をとり、孫のアニーに海ガラスの話をするまでの年月が絵本の奥から別の物語を語っているように思いました。2020/08/31
たまきら
31
美しい一冊です。私はビーチグラス、と教わった思い出があるけれど、やっぱり小さいころ集めて、水盤に入れて楽しんだなあ。母娘でうっとりしました。2020/07/01
momogaga
28
【大人こそ絵本】世代を越えて宝物に出会っていく。幸せな一族のヒストリーが透けて見える。2025/06/28
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