内容説明
森の道に赤いもの。これはいったい何だろう。はじめて帽子を見たこぐまのアーリー、「こんにちはぼくはこぐまのアーリーです。きみのおなまえはなあに」けれどもへんじはありません。帽子を持ち帰ったアーリーは何だろうと考えます。おかあさんはアーリーを見守って一緒に考えます。おとうさんはその帽子を、一緒に誰かさんに返しにいきます。こぐまのアーリーの‘何だろう’に寄り添うおかあさんとおとうさん。第34回日産童話と絵本のグランプリ絵本大賞受賞作品。
著者等紹介
わだあい[ワダアイ]
福岡県生まれ。学生時代、児童養護施設や児童相談所、高齢者施設で実習(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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annzuhime
39
図書館本。こぐまのアーリーが見つけた赤いもの。これっていったいなぁに?お父さんから帽子だと教えてもらい、落とした誰かさんに届けることにー。よく見かける、くまと人間との交流かと思ったら、ラストはあら、お洒落。色鉛筆で描かれたイラストの柔らかさと細かさが素晴らしい。ほんわか和める絵本でした。2021/07/06
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
39
帽子を見たことのないこぐまのアーリー。なんだろうと考えたり、真似したりとその姿がとっても可愛い。そんなアーリーと一緒に寄り添って考えている父さん、母さんくまが素敵です。2019/02/07
はるごん
21
1歳9ヶ月。こぐまのアーリーがかわいくて読みながら心が癒される。帽子の真似をするところが好き。息子は途中で飽きちゃったみたいだが母はお気に入り。2019/02/02
たーちゃん
20
息子はくまさんに「それはぼうしっていうんだよ」と教えてあげていました。2022/11/13
mntmt
16
緑の中に赤が映えるね。絵もストーリーも良かったです。2019/07/25
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- 和書
- 曇る眼鏡を拭きながら