内容説明
カエルのキダマッチ先生は、ひょうばんの名医です。耳の中にミミムシがすみついた野ウサギのばあさんや、足のうらにトゲがささった子ヤギなど、今日も患者がおしよせます。先生はどうやって、なおすでしょうか。
著者等紹介
今井恭子[イマイキョウコ]
広島県生まれ。日本児童文学者協会会員。児童文学作家。『こんぴら狗』では第58回日本児童文学者協会賞、第65回産経児童出版文化賞産経新聞社賞を受賞
岡本順[オカモトジュン]
愛知県生まれ。18歳で漫画家としてデビュー。現在は主に絵本作家、イラストレーターとして活躍。絵本『きつね、きつね、きつねがとおる』(ポプラ社)で第17回日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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☆よいこ
53
キダマッチ先生③ ウサギのばあさんの耳に住み着いたミミムシを退治するために、ミミムシ・スキムシを使うという。酔っ払ったキダマッチ先生は町に出かけたまま帰ってこない奥さんに手紙を書くが筆はすすまない。▽登場する生き物も治療方法も面白いし、イラストがとても素敵。でも子供向きかと言われると...高学年~中学生向きかな。2018/10/27
わむう
22
都会へ出たままの奥さんは今回も帰ってきませんでした。ということは、シリーズはまだまだ続くのでしょうか。2019/11/07
カタコッタ
17
いつも忙しくて、お酒が大好きなキダマッチ先生。お酒の力を借りなければ、本心を伝える手紙もなかなか書けず、もう奥さんの事、どうでも良くなってしまったのかしら。でも私たちは奥さんが帰ってくるのを期待しているキダマッチ先生が見えるのです。続きが今後読めるのでしょうか。今度こそ奥さんが帰ってきた所、読んで見たいのです。キダマッチ先生は貴方の事かもしれないし、私自身かもしれない。大切な人の事、素直に語れないもどかしさ。大人にぴったりの絵本です。2019/06/16
海(カイ)
12
【図書館】キダマッチ先生、シリーズ第3巻。キダマッチ先生の治療法が実に面白い!2019/02/10
Sayaka
11
このシリーズ好き。ミミムシスキムシで治療するシーンが面白い。キダマッチ先生、奥さんが帰ってきたらいいな。2019/09/30