内容説明
夜、おこめをとぎにやってくる幽霊のよねこさん。なぜおこめをとぎにやってくるのか謎ですが、毎晩あらわれるうちに「家族」のようになっていきます。「第33回日産童話と絵本のグランプリ」童話の部大賞作。
著者等紹介
えばたえり[エバタエリ]
長野県小布施町生まれ。日本大学文理学部英文学科卒。主婦で、二人の娘の母。読み聞かせボランティアとして活動中
小林ゆたか[コバヤシユタカ]
長野県生まれ。美術専門学校卒業。自身の子どもの誕生をきっかけに絵本を描き始める。受賞歴は、第28回ニッサン童話と絵本のグランプリ優秀賞、おおしま国際絵本コンクール金賞、新風舎えほん大賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mug
51
よねこさんに祟られないように、 必死にお米を食べる毎日💦💦 やだ、怖すぎる。。笑 でも、“ぼく”が考え方を変えたことによって、 変化が起こる。 よねこさんの、家族を思う気持ち。 “ぼく”達の、よねこさんへの気持ち。 怖~い話だと思って身構えていたのに、 ストーリーは意外な方向へ。 温かいお話に、ほっこり♡2021/10/24
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
43
夜な夜な色んな家庭におこめをとぎにくる、幽霊のよねこさん。僕の家に毎日来るようになり、お米を食べ続ける羽目になり、家族がどんどん太っていく。米研ぎを断るとたたれるという噂。さあ、どうする。。。こんな幽霊ならたまに来てお米を研いで欲しい。2018/03/07
たまきら
29
読み終わってちょっとしんみり。古い家にオバケと共に暮らしていると信じている娘さん。「うちにはいつきてもいいいのにな」2018/09/04
どぶねずみ
21
不思議なゆうれいよねこさんと日常の米とぎの物語が絶妙に絡み合い、ユーモアと温かさを感じさせてくれる。心の交流や小さな奇跡がほのぼのと描かれ、読みながら自然と笑顔がこぼれる。幽霊という非日常を通して、日常の一コマが特別なものに変わる様子が魅力的。コミカルなシーンとほっとする優しい描写のバランスが良く、子どもはもちろん大人も楽しめる心温まる作品。2025/10/26
ごへいもち
19
読友さんご紹介本。楽しかったです2021/10/28




