内容説明
カエルのキダマッチ先生は、どんな病気やけがでも、あっというまになおしてくれる名医です。今日は、どんな患者がやってくるかな…。
著者等紹介
今井恭子[イマイキョウコ]
広島県生まれ。日本児童文学者協会会員。児童文学作家
岡本順[オカモトジュン]
愛知県生まれ。18歳で漫画家としてデビュー。現在は主に絵本作家、イラストレーターとして活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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旅するランナー
214
「キダマッチ先生!6 先生ヘソを曲げる」絵本原画展/MARUZEN&ジュンク堂梅田店にて。カエルのお医者さんが、昆虫・爬虫類・動物の患者さんを診療します。見事に名医です。岡本順さんによる挿画がとっても優しい。子ウシくんのマイペースぶりにも微笑んじゃいます。2021/09/25
☆よいこ
62
幼年童話。カエルのキダマッチ先生はどんな病気やケガでも治してくれる名医。足を折ったアリ、呼吸困難のトカゲの治療もあっという間にこなす。気がかりなのは都会に遊びに出た奥さんが帰ってこないこと。ある日、ボールを飲み込んだ子ウシを助けることになったキダマッチ先生は大変なことに!▽生き物たちの表情が豊かで面白いw 2018/10/26
東谷くまみ
50
岡本順さんの装画に一目惚れ❤️水彩画ってやっぱりキレイだな☺️細部まで書き込まれた診察室の様子や、動物や虫たちのとってもユーモラスな表情などずっと眺めてても全然飽きない✨カエルのお医者さん“キダマッチ先生”。名前も謎だし、先生の今一番の悩みは価値観の違いから家出した奥さんが未だ戻ってこないこと😂😂シリーズまだまだ続くけど、果たして奥さんは戻ってくるのか😂今後の展開が気になる🐸🌱!!2024/03/04
わむう
30
知人にすすめられて読みました、大変面白い。名医であるカエルのキダマッチ先生の診療所には足をけがしたアリや、息をするのが苦しいトカゲがやってきます。心優しいので破格の治療費で診察してあげるので、金遣いの荒い奥さんは怒って家を出て行って帰ってきません。ある日、子牛の喉にボールが詰まってしまい先生は自分の体に命綱をつけ、自ら子牛の口へと入っていきます。誤って飲み込まれてしまった先生。皆で引っ張って助け出します。胃液でベトベトになった先生は川で水浴びをして汚れを落とし、明日からまた頑張ろうと体を休めるのでした。2019/11/01
ほんわか・かめ
28
岡本順さんといえば表情豊かな少年の絵が印象深いのですが、これもまた素敵な絵でした。生きものオタクとしては少し物足りないようですが、第一巻で“患者にのまれる”という衝撃のスタートを切ったので、続編も次男と読んでみたいと思います(*^_^*)2020/06/21