内容説明
アリスとジャックが、ボールあそびをしていると、森からへんな声がきこえてきました。ゆうら、ゆう、らいいいいい、きいの、しいたあ、ようううう。なんの声でしょう。ふたりはたしかめようと、ゆうきをだして森へとむかいますが…。
著者等紹介
ナップマン,ティモシー[ナップマン,ティモシー] [Knapman,Timothy]
オックスフォードで歴史を学んだあと、子どもの本や、作詞、脚本を手がける。イギリスのサリー州在住
オクセンバリー,ヘレン[オクセンバリー,ヘレン] [Oxenbury,Helen]
イギリス、サフォーク州生まれ。1970年に『カングル・ワングルのぼうし』(ほるぷ出版)と『うちのペットはドラゴン』(徳間書店)で、2000年に『ふしぎの国のアリス』(評論社)でケイト・グリーナウェイ賞を受賞。ロンドンで暮らしている
石井睦美[イシイムツミ]
神奈川県生まれ。『五月のはじめ、日曜日の朝』(岩崎書店)で毎日新聞小さな童話大賞、新美南吉児童文学賞、『皿と紙ひこうき』(講談社)で日本児童文学者協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒラP@ehon.gohon
12
怖くて優しいお話です。 森の中から聞こえる不思議な声に、好奇心を示すお姉さんのアリスと、おびえる弟のジャック。 二人が引き寄せられて森の奥に入って行きますが…。 不思議な声の正体が判ってうなってしまいました。 母親の愛情と、本当は恐い動物と、どの視点から見るかで評価が変わりそうなお話です。 純粋に受け止めれば良いけれど、ちょっときわどい絵本かもしれません。 2017/08/23
gtn
11
交わることがないと思っていた人の気持ちが分かったときの安心感が、心地よい眠りへといざなう。2020/06/05
ケニオミ
11
「ゆめみるじかんよ こどもたち」は、誰が誰に対して言っているのか、最後の方まで分かりませんでした。そして僕の予想は覆されました。表紙で手を引かれている男の子がオオカミを非常に恐れていたので、またオオカミ悪者説信奉者の絵本かと思いましたが、それも覆されました。予想は靴がwされましたが、あまり一生に残らない絵本だったかな。2017/07/15
イカまりこ
7
森の奥から聞こえる声を確かめに行く姉弟。弟はビビって狼かもってずっと言ってる。お姉ちゃんもビビりながら、ここまで来たならって感じで正体を確かめる。もう声出たw なんだ狼なのかよwってw お母さん狼歌声はかなり怖いです。2小節目の歌詞なんて全然解読できなかったよ。歌詞のページ見て、そんなこと言ってた?って照らし合わせた。絶対言ってないw 遊び疲れた二人の寝顔でも弟が笑わせてくる~。まだ寝てないの?それともギンギンに目、覚めちゃった?w 予想外に笑ってしまう絵本だった。2024/05/29
魚京童!
7
そうなのかもしれない。2020/07/29