内容説明
おばあちゃんのところでなつやすみをすごしたセラフィナは、なかまたちとヨットでかえることにしました。ところが、ヨットがいわにぶつかったり、あらしにまきこまれたり、つぎつぎにハプニングがおきて…。セラフィナたちは、ぶじおうちにかえれるのでしょうか。フランス発、キリンのセラフィナシリーズ第2作。
著者等紹介
ブリュノフ,ロラン・ド[ブリュノフ,ロランド] [Brunhoff,Laurent de]
1925年、フランスに生まれる。「ぞうのババール」シリーズの生みの親、ジャン・ド・ブリュノフの長男。早世した父親のあとをついで、ババールの作画を手がける。1946年『ババールといたずらアルチュール』(評論社、1975年)を自身の作品として出版し、以降、数多くの作品を発表している。また、アメリカ移住後はアニメーションの制作にもたずさわる
石津ちひろ[イシズチヒロ]
1953年、愛媛県に生まれる。フランスで3年間過ごしたのち、絵本作家、詩人、翻訳家として活躍中。創作には『なぞなぞのたび』(フレーベル館/ボローニャ児童図書展絵本賞)『あしたうちにねこがくるの』(日本絵本賞/講談社)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いっちゃん
11
なんか動物の名前がややこしくって入ってきにくかった。みんなで航海&バーベキュー、嵐…。力を合わせて乗り越えるんだけど、やっぱり動物の組み合わせに、多少の違和感…2017/11/14
遠い日
7
セラフィナシリーズ。夏休みも終わり、おばあちゃんのところからヨットで戻る際の冒険。仲間だけで乗り切るちょっとした航海だ。けんかをしながらも、どうにか力を合わせて、嵐も耐える。子どもだけの冒険は怖い思いもしながら、みんなの自信となった。大らかな絵がすてき。2016/08/14
timeturner
5
お話とはいえキリンやウサギやカンガルーが魚食べてるのって、ちょっとギョッとする。2016/10/05
キ♡リン☆か
4
最後には仲間意識が出てよかったなと思いました。2025/03/06
rie
3
夏休みをおばあちゃんちで過ごし、セラフィナは自分のヨット〈トンボごう〉でみんなと一緒に帰ることになりました。出発前から誰が船長になるかで言い合いになったり、食べものを取り合ったりしていながら、ヨットはやがて砂浜にたどり着きます。思い思いに過ごしていると、だんだん天気が悪くなってきたので、一行は引き上げることに。ところが、トンボごうにつないでいたボートの綱が切れ、嵐の海でエルネストとはぐれてしまい・・・・・・。個性豊かな仲間たちとまとめ役のセラフィナが家に帰るまでに体験した出来事を楽しく綴った作品。2016/08/08