内容説明
トルーシー・トルトルのパパはおおどろぼう。「どろぼうはだめなんだよ」とトルーシーはいいますが、パパはちっともきいてくれません。そのようすをみていたトラは…。トラとおんなのことパパのユーモラスでこころあたたまるおはなしです。
著者等紹介
スティーヴンズ,ヘレン[スティーヴンズ,ヘレン] [Stephens,Helen]
イギリスの絵本作家。グラスゴー美術大学でイラストレーションを学ぶ。1998年に、はじめての絵本I’m too Busyを出版。ロンドン在住
ふしみみさを[フシミミサオ]
埼玉県生まれ。上智大学仏文科を卒業後、洋書絵本卸会社勤務など経て、海外の絵本や児童書の翻訳をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chiaki
37
寝る前の読み聞かせ。トルーシー・トルトルのお父さんの職業は、まさかのどろぼう!笑 そんなちょっとぶっ飛んだはじまりなので、わが家の子どもたちの食いつきがすごかったです。トルーシーがどんなに警告してもなのんその。動物園へ行っても、せっせと盗みを働きます。盗んだものをひとつひとつ返していくトルーシーが可愛い♡そして、改心に一役買ったのは…。お父さん、盗みが恥ずかしいことと気づいてくれてよかった〜。おかげでいい働き口も見つけてラッキー!父、頑張れよ!2021/12/20
ヒラP@ehon.gohon
28
トラとトルーシー・トルトル、父親のトビー・トルトル、何だか響きに楽しさを感じました。 父親トビーがどろぼうだと言っても、動物園でなんともまのぬけた行動には、笑えてしまいます。 トラも含めて、コンビでユーモラスなお話でした。2023/12/03
anne@灯れ松明の火
27
新着棚で。まだno imageだが、肩の力を抜いて描かれたような(実際には違うだろうけれど)ラフな絵が素敵♪ 泥棒のパパとそれに反対する娘・トルーシーのおはなし。泥棒と言っても、動物園の動物たちから餌の魚などを盗むのだからかわいいもんだが(笑)、もちろん、盗みはいけないよ。さて、パパの盗みをやめさせるにはどうしたらいいだろう? トルーシーの願いは叶うかな? 2016/06/05
mntmt
23
明るい色でキュートな絵と愉快なお話。和みました。2016/08/09
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
16
トルーシー・トルトルのパパ、トビー・トルトルはなんと大どろぼう!ある日トルーシーを連れて動物園に行きました。「どろぼうはだめよ」というトルーシーの言葉には耳を貸さず「トラにたのんで、おしおきしてもおらうわよ」と言っても…。それを聞いていたトラは…。2022/01/27