ジャック船長とちびっこかいぞく

ベントリー，ピーター【文】〈Ｂｅｎｔｌｙ，Ｐｅｔｅｒ〉/オクセンバリー，ヘレン【絵】〈Ｏｘｅｎｂｕｒｙ，Ｈｅｌｅｎ〉/やました はるお【訳】

ＢＬ出版（2016/06発売）

• サイズ A4判／ページ数 1冊(ﾍﾟ／高さ 30cm
• 商品コード 9784776407461
• NDC分類 E
• Cコード C8798

内容説明

ジャックとザックとカスパーは、ゆうかんなちびっこかいぞく。すなでつくったかいぞく船にシャツのセイルと、よだれかけのはたをかかげて、さあしゅっぱつ！元気いっぱいの男の子たちが、想像の海にのりだします。

著者等紹介

ベントリー，ピーター［ベントリー，ピーター］ ［Ｂｅｎｔｌｙ，Ｐｅｔｅｒ］
イギリス、ハンプシャー州生まれ。オックスフォード大学で語学を学んだあと、ジャーナリストとして働く。子どもが生まれてから、子どもの本を４０冊以上書いている。主な作品にロアルド・ダール賞を受賞した『いぬのおしりのだいじけん』（ほるぷ出版）など。現在は、イギリスのデボン州に暮らしている

オクセンバリー，ヘレン［オクセンバリー，ヘレン］ ［Ｏｘｅｎｂｕｒｙ，Ｈｅｌｅｎ］
イギリス、サフォーク州生まれ。１９７０年に『カングル・ワングルのぼうし』（ほるぷ出版）と『うちのペットはドラゴン』（徳間書店）で、２０００年に『ふしぎの国のアリス』（ルイス・キャロル／作　評論社）でケイト・グリーナウェイ賞を受賞。夫で絵本作家のジョン・バーニンガムとともにロンドンで暮らしている

やましたはるお［ヤマシタハルオ］
東京生まれ。広島県能美島で育つ。京都大学文学部仏文科卒業後、編集者を経て、絵本や幼年童話など、すぐれた児童文学を多数発表。『うみのしろうま』（理論社）で野間児童文芸賞推奨作品賞、『はんぶんちょうだい』（小学館）で小学館文学賞、『まつげの海のひこうせん』（偕成社）で絵本にっぽん大賞、『海のコウモリ』（理論社）で赤い鳥文学賞、『カモメの家』（理論社）で路傍の石文学賞、野間児童文芸賞など、受賞作多数。また、翻訳の分野でも活躍中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Shoko]

図書館。読み聞かせ。砂浜で、砂でつくった海賊船。ちびっこ3人は海賊になりきって大海原へ乗り出した。想像力となりきりっぷりが微笑ましい。下の子はカスパーのお尻が出ていることに大喜び。優しい雰囲気の絵が素敵な絵本でした。

2018/03/09

[ヒラ[e-mail]]

オクセンバリーの絵には、家族愛と温かみを感じます。 海に遊びに出かけた家族。 子どもたちは海賊ごっこ。 海の風景と想像力と現実が絡み合って、とても楽しい絵本になっています。 子どもたちの一生懸命さと、親の包容力に清々しい思いになりました。

2016/08/30

[絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく]

先日、保育所の発表会を見させていただきました。毎年終了後のおはなし会は、発表会の演目に関係する絵本を読んでいます。こちらも選書したのですが、細かいところを見て欲しい絵本だったので、今回は見送り。見返しからおはなしが始まっている、3人兄弟の夢の冒険絵本です。

2019/10/25

[なま]

★★★★☆うっわぁー♪素敵！男児三名が浜辺の砂で船を作って海賊ごっこを行うだけのお話なのに想像力の翼いっぱい広がって、突然の雨でさえ物語を劇的にしています。低学年男児好みー。敵の海賊船との戦い、離れ島への漂着と偵察、探し求めていた宝物発見!しかし、その時現れた敵の海賊！！！見張り台のちびクマもいい仕事をしてますので各ページじっくりとちびクマの表情や行動を見てー！そして前後の見返し！前→冒険が始まるぜー♪ヒャッホーウ。後ろ→ジャック船長、お疲れ様！カスパー、甘え過ぎ！仕方ないか。笑 敵の海賊あっぱれ！6分半

2018/02/12

[さくら@絵本記録]

【5歳5ヶ月】一人読み。王道絵本があまりハマらない子なのでどうかなと思いましたが、これは複数回読んでいる姿を目撃。冒険ものっぽいから？子どもの豊かな想像力から生まれた遊び、楽しそうです！

2022/09/11