内容説明
ヤギ、ペンギン、クジラ、カラス、ゾウ…ぼくのなかまがまっている。海で、岩場で、ジャングルで―なかまとすごす、きらめくような時間。
著者等紹介
スミス,レイン[スミス,レイン] [Smith,Lane]
1983年、カリフォルニアの美術大学を卒業。絵本作家、イラストレーターとして多方面で活躍。現在、妻モリーとともにコネティカット州に住んでいる。『くさいくさいチーズぼうや&たくさんのおとぼけ話』(ほるぷ出版)でコールデコット賞を受賞
青山南[アオヤマミナミ]
1949年、福島県生まれ。早稲田大学卒業。翻訳家、エッセイスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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古古古古古米そっくりおじさん・寺
56
図書館のお薦め絵本だったので読んでみた。外国の絵本らしい洒落た絵柄である。いろんな動物の仲間のみならず石の仲間達を見た主人公の少年が、最終的に自分同様の子供達に出会い、「子供の仲間は子供だ」と思って終わる。要するに、自分の仲間は学校等の自分の身の回りにいる同世代で、代わりに違う世界で仲間を作っても孤独は免れない。やっぱり近くの者を大切にしないといけないというメッセージだと解釈してみたが、いかがなものか?。2017/02/02
ぶんこ
41
色々な動物や星、海には仲間がいて、ぼくには?歩いて行くと貝殻。それをベッドに寝てしまう。朝、貝殻で道ができていた!辿るとたくさんの子どもたち。やっと僕も仲間に会えた。よかったね。ゴリラが仲間でバンドを組んでいるのが素敵。僕の葉っぱ?で出来た服を素敵。2025/01/28
ヒラP@ehon.gohon
34
いろいろな生き物や、石や星、様々なものの中に、仲間という概念を感じた主人公。 一緒にいようとするのだけど、一緒になれない主人公。 そして、自分の仲間が何であるのか、改めて当たり前を見直しました。 絵は素敵なのですが、とても哲学的な絵本に思えました。2022/01/04
みさどん
24
なかまについて、子どもが思いを巡らす。その絵がとてもかっこいいんだ。観念的で言い当てていて、ドンピシャ。現代アートがこんなだと理解できるというもの。地球に生きている者みんなを仲間と思えると、地球自体を大事にしなくちゃという気持ちが持てるはず。好きな本棚2025/01/25
たーちゃん
24
息子は「カメがいっぱい」とか「蛹がちょうちょになったね」とか話していました。2022/11/05
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- 角川全訳古語辞典