• ポイントキャンペーン

きかんしゃキト号

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 19X24cm
  • 商品コード 9784776407324
  • NDC分類 E
  • Cコード C8798

内容説明

汽車がだいすきなペドロは、まいにち、きかんしゃ「キト号」がはしってくるのを見るのがたのしみです。あかちゃんのペドロがしゃべれるのは「ダダダダ!」だけ。ある日、ふとしたことからキト号にのりこんでしまったペドロは…。

著者等紹介

ベーメルマンス,ルドウィッヒ[ベーメルマンス,ルドウィッヒ] [Bemelmans,Ludwig]
1898年、オーストリア生まれ。16歳でアメリカに渡り、ホテルで働きながら絵を描く。レストランの壁に描いた絵が編集者の目にとまり、雑誌にイラストや記事を掲載するようになる。1934年、はじめての子どもの本『山のクリスマス』(岩波書店)を出版。2作目の子どもの本『ゴールデン・バスケットホテル』(BL出版)でニューベリー賞オナーブックに選ばれ、1954年には『マドレーヌといぬ』(福音館書店)でコールデコット賞を受賞。1962年没

ふしみみさを[フシミミサオ]
埼玉県生まれ。上智大学仏文科を卒業後、洋書絵本卸会社勤務など経て、海外の絵本や児童書の翻訳をてがけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tokotoko

45
地球をレモンに例えたお話から始まるこの本は、まだ「ダダダダ!」しか言えない赤ちゃんのペドロが主人公です。ペドロは赤い機関車キト号が大のお気に入り。ある月曜日、何と!ペドロは!「ダダダダ!」っと言いながら・・・キト号に・・・←この先は、読んでのお楽しみです!あっ!言い遅れました!この本は有名な「マドレーヌちゃん」の作者ベーメルマンスさんです。だから、お話の面白さはもう、お墨付きです。けど私、この本では、訳者さんのあとがきが心に残りました。陽気なお話を描かれる作者の意外すぎる生い立ちが、紹介されてたからです。2015/10/10

♪みどりpiyopiyo♪

38
もし ちきゅうが このレモンだとすると、まんなかに まいてある ひもが 赤道です。そして、ちょうど ひものむすびめの 下に あるのが エクアドル。太陽が 一年じゅう さんさんと ふりそそぐ、あたたかい国です。■とってもとっても素敵なお話♡ みんなが優しくって、ちいさなペドロが可愛くって、ペドロ 大冒険なのに長閑で安心して楽しめました♪ ■訳者あとがきも良かった。ベーメルマンスは独学の人なんだ。学校ではみ出しても大丈夫。人生を楽しむ中で生まれた、アンデスの土で描かれたような大らかな絵本でした。(1938年)2018/07/15

mntmt

32
ほのぼのしていて、心あたたまる。茶色で描かれた絵も、とっても、好きです。2017/06/05

いろ

23
赤ちゃんペドロが機関車キト号に迷い込み1人で遠く旅をする事に…というお話。女性2人に挟まれ過ごす場面が母(私)には面白かった。車掌さん達,「これ」扱いはないでしょ!と思いつつも,その後の温かい対応には,ほっこり。車掌さんが弟に事情を話す場面もいい。7歳男児は機関車の話に飛びつき,ペドロの「ダダダダ!」や鶏の動向に喜ぶ。少し長め47pだけど,「(訳者あとがき)アンデスの土で描かれたような」赤土色一色の絵と共に,アンデスの世界にのんびり包まれる。訳者あとがき,特にベーメルマンスと娘さんの話が好き。2015/12/10

遠い日

13
マドレーヌのシリーズを描いたべーメルマンスらしい、茶目っ気と善意にあふれた作品だ。機関車に憧れるちっちゃなペドロの大冒険でもある。4日間の汽車の旅は、車掌さんの親切なお世話がなかったら大変なことになっていた。アンデスの空気が漂うおおらかなお話だ。2017/12/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9851902
  • ご注意事項

最近チェックした商品