内容説明
ぼくはぬいぐるみ、ペンギンのパンゴー。ぼくとダニーはだいのなかよし。ダニーが、あかちゃんのときからいつもいっしょにいるんだ。だけどたんじょうびに、あたらしくどうぶつのぬいぐるみたちがやってきて、ダニーはぼくをわすれてしまったみたい…。
著者等紹介
市川里美[イチカワサトミ]
岐阜県大垣市生まれ。1971年、旅行で訪れたパリにそのまま移住。その後、独学で絵を学ぶ。こどもの世界をあたたかく、いきいきと描く作風が特長。世界で出版された絵本は70冊を超える。『春のうたがきこえる』(偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞、『はしって!アレン』(偕成社)で第28回サンケイ児童出版文化賞美術賞など、受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ブルちゃん
35
海外の作品かと思ってた😳読みながら高ぶりまして涙をこらえる笑 娘も涙ぐんで、もう一回!ときたので、2回連続読み聞かせ。絵がすっごく綺麗で、それこそ海外の雰囲気。内容もすっごく良かった🐧♡2022/02/25
anne@灯れ松明の火
27
遠い方の新着棚で。市川里美さんに惹かれて。新しいおもちゃをもらったダニーは、つい仲良しのぬいぐるみパンゴーのことを忘れてしまう。寂しくなったパンゴーは仲間のペンギンがいる水族館を目指すが……。ダニーも、パンゴーも、大切なものに気付けて、良かった♪ 2016/01/10
うー(今年も遅くなります)
22
〈絵本〉ダニーが赤ちゃんの頃からペンギンのぬいぐるみパンゴーはいつも一緒にいた。でも誕生日に新たな動物のぬいぐるみ達が加わり、パンゴーはその夜初めて置いてきぼりに。翌日、パンゴーは自分の仲間を探し求めに。。。最後に探し物がちゃんと見つかって良かった。2021/01/07
しぃ
19
勝手に海外絵本だと思ってましたが、日本人の方だったのですね。絵のタッチや風景で何となく勘違いしてしまいました。お話としては新しいおもちゃが来ても昔のおもちゃを大切にしようね的なありがちストーリーだけど、絵の素敵さがとても良いです。2018/06/09
いろ
19
9歳BD絵本祭♪ 赤ちゃんの時から仲良しのダニーとペンギン縫いぐるみパンゴー。でもダニーBDの夜,パンゴーは初めて忘れられて…というお話。市川里美さんの絵は何だか惹かれる。色んなポーズでいきいき動くパンゴーが可愛い。息子はソファーに隠れるパンゴーにやきもき。窓から飛び降りるパンゴーにハラハラ。母(私)は独りぼっちを自覚するパンゴーに切なくなった。ダニーのおばあちゃんの存在がとても素敵。再会できてよかった。2017/03/09