内容説明
子猫ね、どこだ?子猫、寝床だ。おなじことばで、かわる、読み方、かわるよ、見方!?たのしいことばあそび絵本。
著者等紹介
林木林[ハヤシキリン]
山口県生まれ。詩人。第4回「詩のボクシング」全国大会優勝をきっかけに注目され、絵本、言葉遊び、作詞などの仕事を幅広く手がける。第15回詩と思想新人賞受賞
山村浩二[ヤマムラコウジ]
愛知県生まれ。アニメーションを中心に、絵本、挿絵などの仕事を幅広く手がける。短編アニメーション「頭山」でアカデミー賞短編アニメーション部門ノミネート、6つのグランプリを受賞、「カフカ田舎医者」で7つのグランプリを受賞、カナダとの共同制作「マイブリッジの糸」で6つの賞を受賞する等、国内外の受賞は80をこえる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みかん🍊
94
【猫本を読もう 読書】「猫と子猫ね」「猫と、こねこね」区切る場所やイントネーションによって違う意味になることば遊び絵本、ねこのイラストや登場人物や動物がとぼけててかわいい、ことば遊び探してみたら楽しいかも。2019/02/19
アクビちゃん
48
【図書館】図書館で、猫のイラストに惹かれ手にしました。猫と子猫ね→猫と、こねこね など、言葉遊びの絵本です。イラストを見ながら楽しめます♪ こうやって見たり、聞くと、本当に日本語って面白いですね😃2019/06/27
><
43
初版2015年。なんともかわいらしいタイトルの絵本。ねことこねこね。同じ言葉なのに、句読点の位置を変えたり、読み方を変えると、意味ががらりと変わってしまう。日本語のおもしろさですね。それにしても、こねこねしてる猫ちゃんのかわいいこと。いいですね。2016/11/01
anne@灯れ松明の火
29
新刊棚で。木林さんお得意の言葉遊び。読点の打ち方で、これほど意味が広がるとは! 単なる言葉遊びの羅列かと思えば、ちゃんとストーリーもあって、ラストは意外な展開。よく練られている^^ 山村さんの絵も楽しい。2015/03/30
ほんわか・かめ
27
区切る位置を変えるだけで意味の違ってくる言葉が、よくもまあこんなにも思いつくものだなぁ!山村さんのちょっととぼけた絵もいい感じ♡複数のストーリーが当時進行で展開し、たまに交わったり。大勢の読み聞かせには使えないけど、ブックトークでは活用できそう。2021/03/05