内容説明
カブトムシをみつけたエステバン。くつをてにもち、カブトムシにふりおろそうとしますが…。日常の何気ない風景から、いのちにせまった絵本。
著者等紹介
ルハン,ホルヘ[ルハン,ホルヘ] [Luj´an,Jorge]
アルゼンチン生まれ。コルドバ大学建築学科卒業。作家で詩人でミュージシャンでもある。世界中の画家と組んで絵を作ったり、子どもの詩のワークショップをおこなったりしている。1976年よりメキシコシティー在住
カッレル,キアラ[カッレル,キアラ] [Carrer,Chiara]
イタリアを代表する絵本作家でイラストレーター。イタリア、スペイン、スイス、オーストリア、ドイツなどで100冊をこえる絵本を出版している。ブラチスラバ世界絵本原画展・金のりんご賞やボローニャ・ラガッツィ賞、アンデルセン賞など、受賞歴多数。ローマ在住
松田素子[マツダモトコ]
1955年山口県生まれ。早稲田大学卒業後、児童図書出版社に入社。雑誌「月刊MOE」の創刊メンバーとなり、同誌の編集長を務めた後1989年に退社。以後、フリーランスとして絵本を中心にした企画・編集を数多くてがけるほか、創作・翻訳などの活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mntmt
15
絵本だからこそできる、表現。凄い。2019/04/03
7petit
8
生と死。エステバンとカブトムシしか存在しない濃密な時間に、いきなり投げ込まれる快感。凄い。2016/02/25
waraby
3
作家のホルへ・ルハンは、アルゼンチン生まれで、メキシコシティ在住。画家のキアラ・カッレルはイタリアの絵本作家。ブラティスラバ、ボローニャ、アンデルセン賞など多数受賞。2015/05/09
あひる
3
命の大切さを分かっているのかな。カブトムシにやさしくできる子ですね。2014/09/25
nakiyuka
2
まさかこんなにシリアスな話だとは思わなかった。カブトムシがトリケラトプスになるページは6歳長男のトラウマになってしまった。絵も不気味に印象に残る。 でも子供の頃の好奇心からの残酷な行動ってあるよね。もしも私達人間も大きな生き物に好奇心から殺されたら…命を考える絵本。2019/07/05