内容説明
童話作家、小説家、翻訳家、エッセイスト、そして編集者として―。50年以上にわたり子どもの本の世界にかかわってきた今江祥智の仕事や素顔を描き出す。
目次
作品の舞台を振り返る
絵本の原風景
今江祥智の作品を語る
表紙一瞥
四季
今江祥智を語る
今江祥智の素顔
編集者のころに出会った作家たち
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
林克也
1
よかったよかった。面白かった。美しかった。楽しかった。でも、困ったことに今江さんの本のあれもこれも読みたくなってしまった。で、今、図書館に2冊予約してしまった。(ついでにハンナ・アーレントも予約してしまった・・・・・・。)2013/11/29
月並
0
「今江祥智って誰だろう」と思いながら読み進めていましたが、「いまえよしとも」とひらがなに直したら思い当たる節がありました。交友関係の広さ、それにたくさんの人から慕われていたことに驚きました。2015/05/06
ばしちゃん
0
今江さんの交遊関係の広いこと!この本ようできてます、さすがBL出版さま♪2015/03/21
河野孝之
0
今江祥智、上野瞭、新村徹の三人を児童文学の京都学派と個人的には捉えていたことを想い出した。今江祥智『大人の時間子どもの時間』(理論社)、上野瞭『戦後児童文学論』(理論社)、新村徹『中国児童文学小史』(「野草」連載)は、何度も読みかえす座右の書だった。本書にこの二人への言及がないのが個人的は残念だった。 ちなみに本書の装丁画は、今江の評論集『大人の時間子どもの時間 わたしの児童文学地図』、『子どもの国からの挨拶』(晶文社)と同じ宇野亜喜良のものだったので、最近書いた書評では、この二冊を導入に使った。2013/12/15