内容説明
こわーいおこり顔のかあさん。ふうっと、かあさんの顔がキツネに見えました。もしかしたら、かあさんは、このキツネに食べられてしまったのかも…いそがしいかあさんと結衣とのすれちがいとふれあいをあたたかくユーモラスにえがきます。低学年向け。
著者等紹介
村中李衣[ムラナカリエ]
山口県生まれ。大学で教鞭をとる傍ら、絵本を介したコミュニケーションの可能性を探り、あらゆる人とあらゆる場所で、読みあいを続けている。『チャーシューの月』(小峰書店)で日本児童文学者協会賞受賞
藤原ヒロコ[フジワラヒロコ]
1972年大阪府生まれ。イラストレーター。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。書籍、雑誌の挿絵を中心に活動中。イラストレーターズ通信会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アクビちゃん@新潮部😻
34
【2015低学年課題図書】思わずホロリと泣いてしまいそうになってしまいました(*^^*)低学年の課題図書なので、楽しい話だと勝手に思って油断してました(^^; 次男の感想を聞いてから読もうと思っていたのですが、購入してから早10日。まだ、半分しか読めてないのです… 本を読んでる長男と比べて2年生の割りには幼い次男。母親の愛や、お友達とのやり取りに意味が分かってくれるかな? また、次男の感想が聞けたら感想をアップしたいと思います。感想文が出来上がるのは、やはり夏休み終了間際かな?!2015/07/29
ひほ
21
結衣ちゃんがかわいいですね。久しぶりに課題図書を読んでみました。これを読んで感想を書かなくちゃいけないとなるとせっかく楽しく読んだ本がつまらなく思えてきそうです。2015/09/14
刹那
20
もう課題図書が出てるんですね!借りてきたけど、夏休みには、忘れちゃうやろな〜;^_^A感想文今から書くわけないしな;^_^A2015/05/22
遠い日
19
仕事に多忙を極める母と、娘結衣の心のすれ違いと交わり。忙しい母のそっけない物言いや、怒ったときの怖い顔に揺れる結衣。今、学校で取り組んでいる昔話のミュージカルと絡めて、母を恨めしく思ってしまった結衣の心の乱れや迷いが丁寧に描かれる。子どもが一心に母を求める気持ちが、いじらしい。大人は忙しさを理由に言い訳ができるけれど、それを突きつけられても子どもには逃げることも拒否することもできず、苦しいだけ。それでも、裸のスキンシップに心も素直な裸に戻れてよかった。結衣の心の成長がラストのことばによく現れている。2015/09/10
mahoo
16
6歳)課題図書。音読。「最後は楽しそうに踊っていてよかった。」→母:先生に褒められてゆいが恥ずかしがり、周囲がくすくす笑うシーンは、6歳には理解できないだろうと思いますし、今はまだほめられて素直に喜び伸びる子であってほしい。あみといい、描かれているのは中高学年の心理なのかな?2015/08/24
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